須山スプリング取り扱いのばね材について

wire diameter / material

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バネの製作にとってこの選択は、重要な事項です。線径とは、使用する材料の直径、太サの事でこれがたったの0.1mm違うだけでも完成されたバネの強さに結構な影響が出てしまいます、規格がありますが1mm以上は0.1mmずつupというのが殆どですが1mm以下には0.05mmやもっと細かくわかれる場合も有ります、従ってほとんどの場合この計測はマイクロメータを利用します。材質も当社では以下の1,2,4が良く使用する製品ですが種類が異なれば強サが変わる事があります、安ければ何でも良いではなく少なくとも使われる環境等、例えば戸外または戸内で使用か、サビに対する対策は可能かなどを考慮して選ぶ事が大切です、選択を間違えると設計からやり直すという事も有ります。よく使われる物や取り扱いとして下記の1〜5がありますが分からない場合は、問い合わせて頂き適切なものを選択をするようにします。参考 コイルばねによく使われる材料


  1. SW-C → バネ用硬鋼線C種 熱処理後、冷間加工 40、60、80が有り現在は80が主流
  2. SWP-A → 主に静荷重を置けるバネ用ピアノ線A種、成形後は錆止め剤添付か表面処理が必要
  3. SWIC-F → SW-Cにニッケルをプレコート、めっき処理不要でコストダウンのメリット
  4. SUS304WPB → 代表的バネ用ステンレス 耐食、耐熱に優れ加工の際に磁性を帯びる
  5. PBW → りん青銅 銅に錫を添加した合金 耐食性、耐疲労性、耐摩耗性を有する合金

規格

補足説明

参考
上記の材質1〜5を使い全く同じ寸法のばねが出来たとします、材料の種類の違いだけですべて同寸法ということです、この場合強サは1〜3がほぼ同じで強サ順位は(1〜3)- 4 - 5の順となります。それぞれの持つ横弾性係数という値の違いでこのような順序になります。1〜3は引っ張り強度の違いで極微差がでる可能性はあります。
荷重等を求めるバネの基本計算式から線径を求め、例えば1.22mmとか1.37mmというような値になりそれをそのまま指定されると規格にない物になりますので設計者との相談、ご確認の上1.2mm、1.4mmという寸法にして頂きコイル径、自由長、巻き数で微調整することになります。


当社のバネ受注は0.3mmから2.0mmまでです、以下に在庫状況を掲載。空欄になっている物も取り寄せで入手はできますが流通数が少ないものやほとんど入手できないものもあります。
極特殊なものを除いて平日の午前中の注文で午後に、午後の注文で翌日にはほとんどのものが材料屋さんから届きます。
ハステロイ、インコネル、チタンなど使用のバネは取り寄せで材料の入手はできますがそれを使用しての加工製作は不可です、特殊品は実績のあるばね会社さんへご依頼ください。

線径(mm)SW-CSWP-ASWIC-FSUS304WPBPBW
0.30
0.32
0.35
0.40
0.45
0.50
0.55
0.60
0.65
0.70
0.75
0.80
0.85
0.90
0.95
1.0
1.1
1.2
1.3
1.4
1.5
1.6
1.7
1.8
1.9
2.0

公差 数値の単位はmm

SWC範囲公差
0.2を超え0.5以下±0.015
0.5   1.0  ±0.020
1.0   2.0  ±0.030
SWP範囲公差
0.2を超え0.5以下±0.008
0.5   1.0  ±0.010
1.0   2.0  ±0.015
SUS範囲公差
0.2を超え0.4以下±0.008
0.4   0.8  ±0.010
0.8   1.6  ±0.015
1.6   3.2  ±0.020

他のばね専門用語
ばね定数 コイル平均と指数 たわみ  自由長、密着高 巻数 巻き方向 特性 荷重
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